東京駅 見てきました

出来たというので、せっかくだから 見に行こう となりました

東京に出張を重ねるうちに、なんだか東京駅が 気になりだしました。 きっかけは・・・・・・

この本でした。

設計者の志やら、職人さんたちの苦難やらが 垣間見られて、その現物がそこにあるというだけで ワクワクしてしまう 性分でして 実は結構 完成が楽しみでした。

 

 

 

改札を抜けて 眼に入るのは 豪華な天井。

 

 

 

 

 

 

出てきたのは、丸の内の北口。

いやぁ なかなかの 風格です。

 

そして・・・・・・

 

 

私のような ミーハーさんが いっぱい。

 

 

皇室専用口を 見上げると・・・・・

 

 

そして あちらこちらに 解説が あるようで・・・・・

 

 

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銅板葺き【どうばんぶき】

Copper roofing

屋根の塔類や尖塔は基本的に木下地に0.4mm厚の銅板をはぜ組して葺く その他の飾り部分は銅板に熱を加えなましながら打ち出し成形する パラペットの徳利部分については、へら絞りといった現代の技術による復元としている 緑青塗装などのエイジングは行わず、銅板素地の仕上げとし、経年の風合いの変化を期待している。

 

 

 

などと 書いてあったりすると。

「赤屋根の状態で見られるの 今だけやん」

と 上谷篤史は なってしまうわけで。

 

すなわち

 

「赤屋根の東京駅 写しましょ」 と

なってしまうわけで・・・・・・

 

しばらく 赤屋根を 写したくなってしまう 訳です。

 

 

 

 

 

そして

 

闇雲に 写しているうちに

 

「あれれ ディティール 面白いなぁ」

 

「すっごい 凝ってるし 邪魔くさいことしてるなぁ」

 

「2Fと3F とかで  テーマ 変えてるのかなぁ」

 

などと 見えてきたりします。

 

 

 

 

 

 

ディティールの こだわりで びっくりしたのが

 

 

 

 

 

覆輪目地【ふくりんめじ】

Concave joints

 

断面が半円形の化粧目地のこと

縦目地と横目地が交差する部分については、蟇股(かえるまた)といわれる形状で施工している 覆輪目地には 専用の目地鏝(こて)を使用し、熟練した職人が施工にあたった 目地幅は縦目地3分(9mm)、横目地2分5厘(7.6mm)と縦横で異なっていた。

 

との 案内を 発見・・・・・・

 

正直 「げっ」 としか言いようがない・・・

 

 

実際・・・・・

 

 

 

 

 

 

なってますよぉぉぉぉ

 

 

 

そして 丸の内北口側に

 

「東京ステーションギャラリー」が あります。

 

定期的に 展示をするようで・・・・・

 

 

 

今回は

 

 

とのこと

 

 

 

 

作品は 当然写せませんが

 

それはそれ 建物自体が 文化財なので

 

建物を・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

レンガ積みの中に 炭化した部分がるのは 空襲の時の火災の跡だそうです。

 

レンガ積みの内側に 内装を施すために 今のようにアンカー打ちが出来ないので、

 

釘打ちなどが出来るように、 木のレンガを 仕込んでいたそうです。

 

戦後の復元の時には 火災の焼け焦げた壁を 漆喰で覆い 国鉄の事務所として

 

利用していた跡を 漆喰を剥がし 現在のギャラリーとして 利用しているようです。

 

なんだか 遺跡探検のような 気分でした。

 

 

 

 

ああ

 

上谷木工の 仕事とは 関係のない アップロードでしたが・・・・・

 

こんな 目線もある 木工屋さんだと 温かい目で 見守ってくださればと・・・・・・