とある 雑貨屋さんの 楕円錐什器です。これも3D、2D_CAD NC加工の 賜物です
見る人が見れば、この什器が どんなに難しいものなのか 理解できるとは思われますが。
実は、私自身も 舐めてました・・・・・・・・・
楕円錐の什器が この一台の中に 四台分くらいの 手間が 入っていたのです。
冷静に工程を 考えれば 解かりそうなものですが・・・・・・
時間もなかった からなぁ・・・・・ と反省ですが
上の写真は 楕円什器の 部品たちです。
3D,2D_CADで 三面図から 構造図を仕上げてゆき、構成される部品を一つづつ ひらい出してゆき、部品図を仕上げて行きます。
その部品図を、NCルーターで NC加工をしてゆき 一つづつ 実際の部品にして行きます。
いつもですと、 ここまで終われば 組み立ててゆくだけになるので 時間も読めるのですが・・・・・
ここまで 四枚の写真の通り、 もうほぼ 完成・・・・のはずでした。
ここからの手間たるや・・・・・
完全に 読み違いです・・・・・
ちなみに、四枚目写真の 手前側に写っているのは 楕円錐側面の 展開面材料です。
これは 3D_CADとNCルーターの パワー全開と 言った。ところです
組み立てられた 楕円錐に 化粧材を貼りこんでゆくのですが 水平方向で別の化粧材を入れるデザインだったのです。
これが 手間のかかる 一つの要因でした。
一段づつを 仕上げてゆくものですから 手間が二倍にも三倍にもなりました。
更に仕上げた、底目地部分に 別の材料を象嵌してゆくわけです。
五枚目の写真が 象嵌された状態です。
この骨組みは 、引き出し部分の 骨組みです。
このフレームも、楕円錐の 一部分となっています。
これも 3D、2D_CADとNCルーター抜きには、語れません。
いやぁ~ よく出来たものです。
ギリギリセーフで 納品されましたよ。
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山田 養司 (木曜日, 14 9月 2017 11:41)
上面と下面が楕円形状のテーブルのような製品拝見しました。
非常に興味があります。小生はアルミニウム合金の溶湯を汲み上げる柄杓の設計をやりました。形状は円錐台です。展開図をエクセルで計算し2D-CADで設計し、実際に製作しました。最近さらに楕円形状にすると、狭い機械間でかなり容積を確保できるため、貴社のような形状をCADで描く方法を考えていますが、答えがわかりません。貴社の方法でできそうな感じがします。アドバイスお願いします。 メールアドレスをお知らせ頂ければ写真を送信します。
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